2009年12月09日
SONNY Angel
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キディランドに行くとなぜが毎年買ってしまうソニーエンジェルのクリスマスシリーズ。シークレットボックス入りだからなにが出るか分からない。だから買うんだろうね。くじ引き大好きだから。がはは。
2個買ったらトナカイと天使だった。相変わらずフルチン尻だしルックが、なんともひょうきん。しかし、よく色々なバージョンを考えつくものだと感心。キャラクターの造形デザインはやったことがないけど、一度はチャレンジしてみたい分野だな。
サンタが当たるまで、またキディランドに行かなくては(笑)
エンジェルといえばリュク・ベッソン監督の2005年の作品『Angel-A』がお気に入り。もう何回観ただろう。ベタベタした恋愛映画は嫌いだけど、ダメ男と地上に降りた天使の不思議な恋愛を描いた秀作。
本国のプレスには叩かれたらしいけど、自分的にはかなり好きな映画。モノクロが美しいし、フランス語の響きも心地いい。「アンジェラ」という呼び名がいつまでも耳に残り余韻を楽しませてくれる。
フランス映画といえば2004年の『36 Quai des Orfèvres(あるいは裏切りという名の犬)』も良かった。ハリウッドでデ・ニーロとジョージ・クルーニーでリメイクされるらしいが、どうだろうね〜。フランス映画独特の心理描写がハリウッドになったとたん薄っぺらになるのが常なので、あまり期待してないのだけど。ちなみに主役のパリ警視庁主任警視レオ・ヴリンクス(ダニエル・オートゥイユ)が乗る覆面車はAlfa GT。
またフランス映画が観たくなってきた。なにかお薦めあれば情報よろしく!
NOBU Blog Top2009年08月16日
拳銃無頼帖シリーズ 1960 赤木圭一郎
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混んでるところが大の苦手のワタクシめは、お盆休みは映画三昧。レンタルビデオを片っ端から見まくる。気になる洋画が無かったので、日活アクションで昭和にひたる。21歳の若さで事故死した和製ジェームス・ディーンこと赤木圭一郎の作品を続けざまに見てご満悦。
"マイトガイ"小林旭、"タフガイ"石原裕次郎に続く「第三の男」赤木圭一郎。日活ダイヤモンド・ラインとして1960年代初頭空前の人気を博した。
その赤木圭一郎主演の人気シリーズ『拳銃無頼帖』を三本連続で観る。『拳銃無頼帖 抜き射ちの竜』『拳銃無頼帖 電光石火の男』『拳銃無頼帖 不敵に笑う男』
出演者がほぼ一緒なので、もうストーリーもなにも全部ごっちゃになってるけど、久々に観たら楽しかった。昔の俳優って良い意味で老け顔だった。タフな色気があった。最近のドラマでもてはやされるジャニーズ系美形顔の『男の子』ではなく、荒っぽい『男』の役者が多かった。
赤木もそんなタフでありながら、小林旭や石原裕次郎とは違った『影』のような孤独感のあるクールな役者だった。
子供の頃によくテレビで観ていたけど、当時は「なんでゴーカート事故で死んじゃったの?」って思っていた。(ゴーカートって遊園地にあるスピードが出ないアレだと思っていたので)
そして、すごく大人だと思っていたら、20歳だったということを後で知りさらに驚いた。どう見ても二十歳には見えないでしょ。
何十年振りかで見たけど、フェイクな昭和ではなく、リアルな昭和がそこには映し出され、登場する拳銃(当時は本物を使っていた)の魅力も然ることながら、クルマやバイク、路面電車やファッションまで、画面の至る所においしいツボが満載。
新人の吉永小百合の初々しさに驚き、浅丘ルリ子や笹森礼子の女優人に加え、コルト使いの宍戸錠、西村晃、二谷英明、謎の第三国人役が異常に多い藤村有弘などが脇役をがっちり固め痛快活劇映画となっている。
どこでもなんでも拳銃をぶっ放すところはご愛嬌だけど、拳銃を構えるポーズの絶妙さは、最近の役者にもぜひ学んで欲しいところ。
三巻見終わって、やっぱり思うことは「どう見ても、二十歳には見えないでしょ!」
もし生きていれば70歳。いぶし銀のような演技がきっと見られただろうに、あまりにも早い死がとても残念。
どっぷりと昭和30年代に浸ったお盆休みだった。
NOBU Blog Top2009年08月14日
太平洋の地獄 HELL IN THE PACIFIC -1968 三船敏郎-
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日本映画界で好きな男優は誰かと問われれば、即答で『三船敏郎』と答える。理由なんてない。子供の頃から大好きな俳優だった。
当然ながら三船作品は数多く見ている。しかし、他界してすでに20年。残念ながら過去の作品しか観ることが出来ないのだが、自分の中では『三船マイブーム』が再熱。黒澤作品から三船プロ時代まで、レンタルDVDを借りては感動に涙してる。
アラン・ドラン、チャールス・ブロンソンと共演した『レッド・サン』が観たくてレンタルDVD屋でスミからスミまで探すが置いてなかった。う〜ん残念・・・と諦めかけたとき棚のかなり高いところに『太平洋の地獄』の文字を発見。「おおっ!!」
リー・マービィン、三船敏郎共演の1968年のアメリカ作品。子供の頃、TVのロードショーで観た以来。内容も半分以上忘れかけていたので今回はこれを借りてみる。
太平洋戦争末期、南海の無人島で独り、見方が近くを航海するのを待つ日本軍兵士三船敏郎。そこに、アメリカ空軍のパイロット、リー・マービィンが零戦に体当たりされ不時着し命からがらその島に流れ着いたところから物語はスタートする。
二人は互いに敵国同士。自らの命を守るために戦いを挑むが、銃も刀も無く、アメリカ兵の持つ小さなナイフと、日本兵の持つ木刀のみ。心理作戦による奇策で戦うが、アメリカ兵は脱水症状であえなく日本兵の捕虜に。言うことを聞かないアメリカ兵に業を煮やした日本兵はナイフでアメリカ兵を殺そうとするが、思いとどまりそのまま捕虜としておくことに。
しかし、賢いアメリカ兵に形勢を反転され今度は日本兵が捕虜に。アメリカ兵は携帯していた軍事マニュアルを読み返す。「無人島での捕虜は足でまとい。すぐに殺すべし」と書かれてあったが、マニュアルを投げ捨ててしまう。
ほどなく無人島でこんな無益なことをやっていても仕方が無いと気付いた二人は、島を脱出するためにお互い協力してイカダ作りを始める。そこから敵味方を越えた不思議な人間関係が生まれ、二人は荒波の太平洋に向かって舵をこぎ出す。
そして・・・・・
男臭い映画である。登場人物は三船敏郎とリー・マービィンの二人だけ。女性も子供も一切登場しない。戦争映画なのに飛行機も戦車も戦艦も一切登場しない。拳銃やマシンガンも無い。ボロボロの軍服にボウボウの髭だらけの顔が画面一杯に映っている。
二人の強烈な個性がぶつかり合い、2時間弱もあっという間に過ぎて行く。
1968年と言えば三船敏郎が黒澤作品での一区切りをつけ世界に羽ばたきだした頃。アメリカ人から見て頑固な日本兵はまさに三船敏郎以外考えられなかったのだろう。
日本人とアメリカ人だから会話が通じない。早口でまくしたてるアメリカ兵に「うるさい!」を怒鳴りながら連呼する姿は、まさに三船節。個性派と言われたリー・マービィンもすっかり影が薄くなる。
戦争映画というと銃撃戦ドンパチに終始しがちだけど、実際の戦場では武器も無く食い物も無く生身の人間が素手で殴り合って、そして戦争の虚しさと馬鹿らしさを感じていることを、映画を通じて表現したかったのだろう。
派手なアクションも一切無く、淡々と話は進んで行く。忘れかけていたラストシーンを観て改めて愕然とする。
残念ながらセルビデオは廃盤のようなので、興味ある方はレンタル店で。
せっかくデジタルになっても過去の秀作が廃盤になってしまうのはもったいないよね。素晴らしい映画はまだまだ埋もれているから、ダウンロード販売でもしてくれることを切に願う次第。
男は黙ってサッポロビール。三船バンザイ!
NOBU Blog Top2009年08月12日
殺しの烙印 -1967 日活 宍戸錠-
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日本映画はあまり観ないのだけど、60年代の邦画は別。日本映画全盛の頃の邦画は今観ても唸るような秀作が多い。大袈裟なCGも無ければ特殊効果も無い。純粋に演出勝負という潔さと、映像現場での実験的な挑戦が40〜50年経った今観てもことさら新鮮に感じる。
さすがにリアルタイムで観た訳ではないが、子供の頃はテレビで放映された東宝、東映、日活、大映なんかを食い入るように何度も何度も見ていた。
最近はレンタルビデオで当時の記憶を辿りながら、もう一度改めて見直している。他界してしまった役者さんが多いのは至極残念だけど、昔の俳優は男惚れする『カッコいい』役者が多かったと思う。
そんなこんなで久々に観たのがこれ。男臭い役者の1人宍戸錠主演、鈴木清順監督、日活1967年作品『殺しの烙印』
冒頭から独自の世界観が込められ鈴木清順ワールドが展開する。フィルムノワールな重く暗い虚無感ある殺し屋達の戦いが描かれる。1967年は既に映画はカラー化されていたが、あえてモノクロでハードボイルドを打ち出した本作は、作品内容に日活上層部の批判をかい、鈴木清順は日活を解雇され、宍戸錠は客が呼べないスターとレッテルを貼られた問題作。
じかし、熱狂的なファンを多く掴み、日活解雇に抗議するデモ運動までおき社会現象ともなったカルト・ムービーの傑作。海外での評価が特に高く、本作の影響をうけた海外の監督も多いという。
出演は謎に包まれた殺し屋ナンバー1役に南原宏司。『網走番外地』『女因さそり』『蘇る金狼』なんかが印象に残ってる名傍役。ちょっとサイコチックな笑い方や独特な台詞回しはハードボイルド作品には欠かせない存在。TVにも多数出演していたので覚えてる人も多いことだろう。2001年永眠。
組織の謎の美女役に真理アンヌ。懐かしいと思う人も多いのでは。『11PM』で藤本義一のアシスタントとしてTVでお馴染みだった。宍戸錠を殺しに現れるが恋に落ち、組織を裏切ったと拷問にあってしまう。19歳の裸体も露に神秘的な美女を熱演。
殺人を依頼する謎の手配師役に玉川伊佐男。刑事物や社会派ドラマには必ず登場するといっていいほど多数のドラマにに出演していた名悪役。いつも怒ってる役が多かった気がする。2004年永眠。
元はナンバーの付く殺し屋だったがアルコールに溺れ銃も持てなくなった殺し屋役に南廣。ウルトラセブンのクラタ隊員と言った方が分かりやすか。1989年永眠。
アクション、エロチシズム、サスペンス。三つの要素が三部作のように折り重なりながら続く。三つのテーマの演出にかなり違いがあるので、なんでだろうと思っていたら、DVD特典映像の中で鈴木清順監督が語っている内容を聞いて納得。3人の脚本家に書かせ、それを無理矢理繋ぎ合わせたらしい。道理でどこか違和感があると思った。
しかし、その違和感が作品の価値を落としていることはなく、逆にフランス映画にありそうな謎めいた人物設定に役立っている。
どんな組織なのか、殺し屋のランクはどうやって決めているのか、謎の美女はどんな人間なのか、そういった細かい説明は一切無く、淡々とストーリーは展開して行く。まさにハードボイルド小説をそのまま映像にしたような、一人称で話は進んで行く。主役の宍戸錠はタフではなく、やけにヒューマニティー溢れる男として描かれている点も、当時の日活王道路線からは外れていたのかもしれない。
賛否両論あるまさにカルト・ムービー。最近は監督業より役者業の方が多くなってる気がするが、清順ワールドに久々に浸りたくなったら、この『殺しの烙印』は逸品だと思う。
NOBU Blog Top2009年08月03日
WILD HOGS 団塊ボーイズ
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近所のレンタル屋が100円なので映画をたらふく借りて見まくる。そのなかでこれが面白かった。『WILD HOGS 団塊ボーイズ』
妻に逃げられ自己破産した実業家のジョン・トラボルタ。メタポリックで子供からもバカにされる歯科医のティム・アレン。家ではゴミ扱いされる自称小説家マーティン・ローレンス。未だ恋人もいないパソコンオタクのウィリアム・H・メイシー。大学の同級生だった彼らは週末ハーレーで集まる『WILD HOGS』のメンバー4人組だった。
行き詰まった毎日に我慢出来なくなった彼らは、自分の人生を見つけるために愛車ハーレーに乗って、アメリカ横断の自由な旅に出る。しかし、旅先で思わぬトラブルに巻き込まれ・・・・・
コメディーたっぷりの青春ロードムービー。ピーター・フォンダがカメオ出演してイージーライダーをオマージュしたり、マドンナ役にキュートなマリサ・トメイが出ていたり、暴走族のリーダー役にレオ・リオッタ等が脇を固め、中年バイカーズ映画にすっかりハマり大笑いの連続。
オヤジになって大型バイクに乗り始め、お揃いの革ジャンで身を固め、地元の街を流すことでちょっとだけ青春を取り戻す。そんなハーレーやバイク乗りは多いんじゃないだろうか。日本んだけじゃなくアメリカでも同じなんだね、と思う反面、ぎこちない運転、様になってない革ジャン、ワイルドぶるが板に付いてないオドオドした感じ。あーなんか自分のことを見てるようで小っ恥ずかしい。
しかし、邦題の『団塊ボーイズ』って恐ろしくクソタイトルだと思う。トータス松本ナレーションのトレーラーも最悪だし。団塊っていうだけで観る気が無くなる人は多いと思う。自分もそう。面白そうだとは思ったがこの邦題のおかげで今まで見なかった。100円だし外れてもいいやと借りたら、イメージと全然違って青春リターンバックロードムービーだった。
そもそも団塊世代って60前後だし映画の設定(50前後)とかなり違う。ティム・アレンが妻に「俺って中年?」と訊ね「年齢的にはね」と言われがっかりするシーンがあったが、まさにそういう年齢層だと思う。リタイヤした人を描いた映画ではない。
オリジナルのタイトルは『WILD HOGS』。直訳すると「野豚(猪)野郎」って感じか。HOGはハーレーオーナーには同じみの言葉。ブタという意味の他に大型バイク(ハーレー)の意味で使われたり、スラングでならず者やマッチョマン(性的に)を意味する。劇中でも頻繁にこの『WILD HOGS』という言葉が使われる。
きっと配給会社にハーレー乗りが誰もいなかったから『団塊ボーイズ』なんていう、とんでもないタイトルになっちゃったんだろうけど、タイトルに惑わされずにバイカー以外の人にもぜひ観てもらいたい映画だな。
もちろん全編パンヘッドから最新型までふんだんにハーレーが登場するのでそちらも必見だし、なにより劇中歌がLynyrd Skynyrd『Call Me The Breeze』、AC/DC『Highway To Hell』、John Fogerty『Keep On Chooglin' 』、Bon Jovi『Wanted Ded or Alive』、White Zombie『Thunder Kiss '65』、The Allman Brothers Band『Ain't Wastin' Time No More』・・・・とご機嫌なロックナンバーのオンパレードで、地平線を走り抜けるハーレーの映像と音楽を聴いてるだけでも楽しめる。
バイカーはもちろん、日常生活に追われこのまま歳とっちゃっていいのか?と思ってるあなた。必見!
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あぁ、はやくハーレーの車検をとらなくちゃ・・・。
NOBU Blog Top2009年01月25日
ニンジャ★チアリーダー
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セールで100円レンタルをやっていたのでまとめて借りてくる。古いのは1960年ジョン・ウェインの『アラモ』や大藪春彦原作の『野獣の青春』、マックイーンの『ブリット』『ゲッタウエイ』なんかから、最近の『ヒットマン』や『アメリカン・ギャングスター』までごっさり借りてくる。
で、安い時によくやるのが『C級映画』をあまり悩まず直感で選んで借りる事。
今回はタイトルからしてC級の臭いがプンプンする『ニンジャ★チアリーダー』。あんたニンジャ・チアリーダーだよ。まったく間抜けなタイトル付けるもんだとよく見てみたらオリジナルタイトルも『NInja Cheerleaders』だった。かぁー手裏剣マークが無いだけで、元から間抜けで逆にゾクゾクする。
パッケージに書かれたキャッチコピーは・・・・
『チャリーズ・エンジェルよりもSEXY。キル・ビルよりもアクション。美少女3人が放つセクシー★アクション★ムービー』
もう具合悪くなる程チープなキャッチ。他の映画のタイトルを引き合いに出すコピーを使う映画でろくな映画に出会った事が無い。ということで迷わず借りてみた(笑)
予告編はこんな感じ
どう?C級の香りがプンプンするでしょ。内容を簡単に言うと、短大に通うチアリーダーの3人組がニンジャになって悪者を退治する、って話で・・・・・・。400mを全速力で走って口の中が血の味するような塩っぱいストーリー。
で、観てみる。
・・・・・・。『チャリーズ・エンジェルよりもボーイッシュで。キル・ビルよりも動きがぎこちなく。どこにでもいる女の子3人が放つD級映画』
前に観た『羊たちの沈没(過去記事)』に勝るとも劣らないチープな映画。この映画も100円でもかなり高いと思った!
とはいえ、極上のC級映画を探し求める旅はまだまだ続く。
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